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昨年11月、関東地方最後の「東京チカラめし」の閉店日に行っていました!

2024年5月5日投稿

千葉県の三大東京(?)と言えば、「東京ディズニーリゾート(浦安市)」「ららぽーとTOKYO-BAY(船橋市)」「東京ドイツ村(袖ケ浦市)」でしょう。

かつては成田空港も正式名称を「新東京国際空港」といい、千葉県の東京偽装ぶりは他県から揶揄されてきました。

でも、成田空港は2004年に正式名称も「成田国際空港」と改称されました。「NARITA」は国際的にも日本の玄関口として有名だから、東京の二番煎じのような名称よりずっとカッコいい、と個人的には思っています。

さて、千葉県で東京を名乗るものが、昨年11月に消滅しました。牛丼チェーン店(だった)「東京チカラめし」です。

通常、牛丼というと牛肉をタレで煮込んだ具が乗った丼ですが、このチェーン店は、牛肉を焼いた具になっていて、「元祖 焼き牛丼」と銘打っていました。

SANKO MARKETING FOODSという会社が運営していて、2011年に東京・池袋で1号店を開店後、なんと2年で100店舗を超えるチェーン展開をしました。

しかし、やはり急速な店舗拡大は無理があったのか、その後急激に閉店ラッシュとなって、ついに2022年の新宿西口1号店の閉店を以て東京都から消滅、「東京」を冠した屋号なのに、千葉県と大阪府の2店舗のみになってしまいました。

そして、昨年11月、千葉県鎌ケ谷市にあった店舗も閉店し、現在は大阪市に1店舗を残すのみ、となっています。

私は現在千葉市に住んでいて、鎌ヶ谷市もそんなに遠くないので、閉店日の11月4日に行ってみました。

10時開店でしたが、10分前に行ったら20人くらいの行列ができていました。

オレンジの看板に力強いフォントの屋号が目立ちました。10年くらい前は、都心の全駅近にあったような感覚がありました。

「元祖 焼き牛丼」の文字もありました。

30分くらい並んで、ようやく入店できました。整理番号は「2024」。あと1人早ければ2023年で「2023」だったのに〜。でも、このブログを書いているのは2024年だからいいか。

元祖 焼き牛丼です。味噌汁がついていました。

牛肉は油が乗っていて、かなりの美味。松屋やなか卯、すき家の牛丼よりはるかに美味しくて、吉野家に比肩するかも。でも、これは果たして「牛丼」と言っていいのかな?という気もしました。他店との差別化を図るために「焼き牛丼」を名乗っているのだと思いますが、むしろ「焼肉丼」といった方がいいんじゃないかな(^o^)

東京チカラめしで食べたのは、5年ぶりぐらいでした。以前は、千葉駅や海浜幕張駅の近くにもあって、ちょくちょく行っていました。

ただ、そのときは衛生、接客、味ともに「安かろう悪かろう」といった感じでした。

でも、久しぶりに食べて「あれっ!?こんなに美味しかったっけ??」という感想です。

ネットの記事では、都内でも再出店が検討されているみたいで、この味だったらまた食べたいな、と思いました。